「RESTAの現状」と「今後のビジョン」について

VISION TALK

  • 仕入れ / WEBディレクター 小林 弘征 2016年入社
  • システム開発 / 商品登録 / 人事 前羽 勇輔 2017年入社

RESTAの現状

強みを活かせたからこそ実現できた19期連続増収増益

設立から毎年増収増益を達成

小林:お互い入社時期も近く、ここ数年は会社の大きな変化を共有してきましたね。

前羽:はい、特に新型コロナウイルスによる社会の大きな変化の影響もありますが、それ以上にRESTAは常に変化し続けているイメージです。

小林:そうですね、私は他業界から転職してRESTAに入社したので、前職の会社とは比べモノにならないくらい短期間で改善を繰り返すことに驚きました。年単位ではなく月単位で進化する感覚で…。この速い改善サイクルの体制が、設立からずっと増収増益を続けている要因の一つだろうね。

前羽:インターネット業界は、限定された地域の企業ではなく、日本全体にライバル企業がいるので、社会や市場の動きに対応してすぐに新しい方針を決めて実行する改善サイクルの速さはとても重要だと学びました。

RESTAの強みの一つはシステム開発力

前羽:価格競争の激しいネットショップ業界において、RESTAの強みは様々なシステムを自社で開発・運用していることだと思います。私もシステム開発の業務に携わっていますが、他のネットショップに比べてプログラマーがとても多いみたいですね。

小林:RESTAは業務効率化にかなり力を入れていて、私が入社する前から受発注システムや複雑な仕様・サイズの指定ができるオーダーシステムがありました。これらによってネット販売が難しいとされる商品の販売を可能にし、効率的に受発注するという点で他社との差別化を図っています。

前羽:近年では、RPA導入で日々のパソコン業務を自動化したり、チャットボット等を利用してお客様からのお問い合せに自動回答できる体制を整えました。私自身も「効率化」が大好きな性格なので、次は何を効率化・自動化しようかと常に考えながら仕事を楽しんでいます。

小林:結局これは、社内のコストを減らして、お客様に低価格で商品を提供できるという大きなメリットにつながりますね。

オリジナル商品のヒット

小林:私は仕入れを担当する中で、特に海外からの商品に手ごたえを感じています。

前羽:一般的には、海外仕入れをする企業とエンドユーザーに販売する企業は別々の企業であることが多いですよね?

小林:そうそう、RESTAの場合は直接工場と交渉・契約し、コンテナ単位で輸入して在庫。そして商品の撮影、ブランディング、販売までの全てのプロセスを自社で行い、神戸港にある倉庫から直接個別配送しています。

前羽:商流の最短ルートを通っているということですね。普通なら、さらに国内の別倉庫へ移動させる費用などもかかりますよね。

小林:この最短ルートによって、高い利益率を確保しながら市場の最安値で販売することができています。
もちろん、品質には妥協せず、仕入れるたびにより良い品質になるように心がけています。

前羽:ニーズのある商品を仕入れる目利きも大事だと思いますが、RESTAはこの建築業界で長年の経験を持っていることも強みですね。オリジナル商品として売り出すたびにヒットしているイメージです。

小林:商品の売上げアップに重要なのがプロモーション。社内に専属のカメラマンと編集者がいるため、動画によるプロモーションにも、とことんこだわることができます。

前羽:施工方法を詳しく紹介した動画を多数公開したことで、YouTubeの登録者数もどんどん増えていっていますね。

今後のビジョン

世界に通用するオリジナル商品の開発。
挑戦し続ける企業として、新しいサービスも展開したい。

成長する産業を仕事の舞台として

小林:DIYの市場であること、インターネットの市場であること。
この2つの要素はとても大きいと感じます。

前羽:インターネットで買い物をする人は、統計的にはまだまだ少ないですが、今後明らかに利用者が増えそうですよね。

小林:確かにそうですね。そしてDIYというジャンルは、社会の変化も追い風となり、商品自体もどんどん進化して、様々な世代の方に認知されつつあると感じます。

前羽:組み立て方や塗り方など、施工に関することを動画や写真で紹介する「DIY教室」をインターネット上で立ち上げて、何か変化はありましたか?

小林:コンテンツ全体としてはまだまだ未完成ですが、お客様の「出来るかな?」を「出来そう!」に変えられた数が増えてきたと思います。このDIY教室をもっと充実させていくのも成長戦略の1つとして考えています。

日本のいいものを世界に

小林:RESTAでは国内から海外へ向けて商品を販売する越境ECにも取り組んでいます。

前羽:RESTAが越境ECを行う利点は何ですか?

小林:これまで国内企業との商談で感じたのは、たくさんの魅力的な商品があるが、海外への販売方法やアピール方法が分からないため、展開を諦めている中小企業が多く存在しているということでした。RESTAでは、コロナ以前からマッチングサイトを使って海外企業との取引を開始しており、いくつかの実績があります。この実績とネットショップで培った経験を生かせば、日本の良いものをもっと世界に広めていくことも可能だと考えています。

前羽:オンラインでの取引がますます加速され、より良いサービスがどんどん出てくると予想される中、先行で越境ECを開始していたことが優位になりそうですね!

小林:まだまだ試行錯誤の段階ですが、やっぱり日本品質は良いです。改めて世界に広めたいと考えています。

培ったIT技術で新しいサービスを生み出す

前羽:入社してからRESTAのあらゆる仕事に関わってきましたが、そのどれもがIT技術をベースにしたもので、新しい技術をどんどん取り入れています。

小林:これからも、IT、WEBのサービスはすごいスピードで進化していくだろうね。

前羽:社会を大きく変革させるような新しいWEBサービスや、そのシステムを生み出すことにもチャレンジしていこうと思います。

求ム!楽しいことに本気なあなた